ので。
まずは、アラブな風景写真から。
ここ「シディ・ブ・サイド」はチュニス近郊の町で、チュニジアの中で最も美しいと言われています。

黒の鋲がなんともカッコイイ。



16世紀にスペインが占領してたから、ここはアンダルシアの影響が色濃いそうな(納得)

モハメッドの娘、慈悲深きファティマの「手」は災いや病魔を防ぐシンボルとされてるのです。
ファティマの手って、左手なのですよね(二つ下がってるの、どっちも左手)。
イスラムで不浄と言われる左手が、これだけは災いを防ぐ有り難いものと信じられてます。
余談ですが、スペイン・グラナダにあるアルハンブラ宮殿の入り口の門にも、ファティマの手と鍵の彫り物がしてあります。
その左手が伸びて鍵を掴む時、宮殿は崩れ、モーロ(アルハンブラを立てたイスラムの王家)の宝が現れるという伝説があるのです。ファティマの手っていつも幻想的だなぁ。

