テネハパ村。

サンクリストバルに戻ってきました。
今回は数冊の地図を重ね合わせて、途切れた道の先に道が存在する可能性にかけながら走り、先住民族地帯を通って、最終的にSta.Magdalena(サンタ・マグダレーナ)、Larrainzar(ララインサール)、chamula(サン・フアン・チャムラ)の道に合流し戻りました。
それぞれの村によって、織物の模様や色の違いがよくわかって面白かった~。


さてさて。ひとしきり街で遊んだ翌日のこと。
こたびはどこに遠足に行こうと地図を見始めました。

サンクリストバルから延びている道は4方向あります。

先住民の織物が特に素晴らしいと言われるララインサール村、サンタ・マグダレーナ村へ通じる、シナカンタン村、サン・フアン・チャムラ村のある、たぶん一番人気の道。
オコシンゴ方面へ行く道は、その先にパレンケがあるのでバスの往来もある道。
チアパ・デ・コルソへ通じる道は、空港もあるし、オアハカから続く道なので、やはりバスの往来がある道。

地図とにらめっこして郊外の面白そうなところを探していたら、唯一私達のまったく走っていない道があるのを見つけました。
それが、テネハパ村へ行く道でした。
サン・クリストバルの、先住民の手工芸を集めた専門店では、彼らの織物は、各村ごとに分類されて飾ってあります。
ララインサール村はとにかく絶賛されて注目率も高いのですが、私が一番惹かれたのは、テネハパ村の織物の色遣いでした。
多くの村が、草木染めの他に発色の良い人口色を使って織っているなか、頑固一徹に自然の色だけの渋い色遣いを貫いていた村だったので、名前をなんとなく覚えていたのです。
でもガイドブックにはこう。
「昼下がりの村には人影も少なく、観光客もあまり足をのばさない。☆一つ」
面白くなさそ~に書いてある。

迷いながらも暇だったので行ってみることに。
テネハパ村までの道は、緑が豊かでのんびりしていました。
それは他のどの道よりものどかで気持ちよくて。
村は山間にこじんまりありました。
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折りしも村はお祭りの真っ只中~。わーいっ。

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前夜、サンクリストバルで見た人達の踊り。
ベラクルスからのグループだそうな。劇仕立てのコミカルな下ネタの踊りだった(笑)
この時期(セマナ・サンタ)お祭りが多いらしくて、こうして村々をまわっているのでしょうね。
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そして、お祭りと言えば屋台!
・・・って、タコス屋台一軒、茹でもろこし屋一軒って感じですけどね。
これは「トリッパ」のタコス。
トリッパ好きだ~!
一枚2.5ペソ(25円)。
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どこで食べても、タコスは旨いのぉ(感激)
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そして、子供達の演奏会~。インディオの子って、なんでこんなに可愛い子多いのかな。
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さぁ、神話がテーマの演劇もはじまったぞぉ(わくわく)
ちなみに、来ている服は衣装ではなく、この人達(先住民族)の普段着です。
出身の村が違うのでそれぞれ服が違う。
b0083985_6224936.jpgこの白い上着のは「チャムラ村」の人。
青に花柄の上掛けは「シナカンタン村」。

神話はね、神様の果実を食べたら、豚、猪、サル、コヨーテになっちゃった。
(一部不明)
死神のいる世界は、
殺しても死なないけど、何もない世界。
双子が死神にある話を持ちかける。
「死神も、殺したら生き返るのか?」
殺されたことがない死神は考える。
そうして試してみたら、死神は生き返らなかった。
すると、世界に文化が生まれたのだって。
トウモロコシの神様が生を与えてくれた。
てかんじ。よくわかんないけど(笑)
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で、不思議なことに村役場のこういった催しとは関係なさそうに、儀式を行ってる人たちも。
どうやら、偶然村の祭りと同じ日になったらしいんだけど、年に二回の「マルタン(?)」の日らしくて、何かから脱出する、大事な日なのだそうな。
みんなベロベロに酔っ払ってて、何言ってるかよー解らなかったんだけど(苦笑)
お香炊いて踊っておられました。
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村はこんなかんじ。むっちゃ小さいのです。
確かにお祭りじゃなかったら、見る場所に困ったかも・・・。

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帰り道に見つけた気になる風景。
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ほら。
彼方に一列に木が並べてあるんだけど、全部枯れてるの。不思議じゃない?
アンダルシアだと、こういう場合常緑の糸杉が植えられるんですけどね。
そして、十字架をダブルにするのですねぇ。
なんにしろ・・・夜は来たくない雰囲気あるなぁなんて(冷汗)



注:チアパスはとても面白い場所ですが、危ない面も多くあります。
武装ゲリラ、サパティスタ達は闘争放棄宣言をしているとのことなので、私達は危険に会うことはまるでなかったのですが、それでも途中、赤い布で覆面した見張りが立つ村をいくつか見ました。
武装解除はされていないし、チアパスはかなり難しい問題を抱えているようです。
私達が行った時と状況は流動的に変わります。
この記事を読んで、スペイン語が話せず、場の雰囲気も読めず、事前に先住民の慣わし(撮影を嫌がるとかね)を調べることもなく、無謀な行動をとった場合、安全面の保証はないので、訪れる方は空気を読みながら行動してくださいね。



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by tabikuma | 2007-04-19 07:10 | メキシコの旅(D.F.→Yucatan)

blog「くーまくーま。」より旅だけをまとめたものです。


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