リスボンへ。

リスボンまで、再挑戦です。
風と波が良い時はこの二日間なので、強行でリスボンまで行くことにしました。
5ノットで行ければ、30時間の旅です。
朝10時に出発しました。
明日12時に到着予定です。

問題のセント・ビンセント岬までは、波も穏かで風はなし。

パパがくっきりと夜空を縦断する天の川の話をしたようで、今夜はくうまも見る気満々。
お昼寝すれば、夜中起きられるかもねとアドバイスされたとたんに、自分のベッドへ走って行って、朝からもう寝ようとしてました(爆)

岬付近から海にうねりが出てきて、午後中ずっと気持ち悪くて寝ていたくうま。
せめて「吐きたい時に吐きなさいね」と言うしかできなくて、可愛そうでした。
でも文句一つ言わなかったのは、船の旅がわかってきたのかもしれません。

途中三回もイルカの群れに遭遇!
写真を撮るのは本当に難しい。
予想外のところから顔を覗かせるのだもの。
顔が撮れたらよかったのだけど、お尻になってしまったの。すみません。
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でも、なんとなく雰囲気は伝わるでしょうか。

夕食もほとんど食べられず、くうまはサロンのソファーに倒れこんだまま寝てしまいました。
朦朧としながら「天の川が出たら、絶対起こしてね」とつぶやいて。
その日の月は12時を過ぎてもまだ沈まず。
早番で見張りをしていた私は、パパと交代です。
2時頃に月が沈んで、天の川がくっきりと夜空に現われたので、パパはくうまを起こしてあげたそうな。

くうまとパパと満天の星空と真っ白に煙るミルキーウェイ。
息を呑む光景に瞬きを忘れるほど見入っているくうまの目の前を、ついと一筋の星が流れたんだとか。
波間には儚げにキラキラと夜光虫が今夜も瞬いて。
夢に酔いにくい大人でもわぁと声を上げる光景だから、くうまはもう興奮状態だったよう。
「くうちゃんね、パパと一緒にここにずっと居ていい?」
私が見張りの交代に行ったら、風邪を引かぬようにごろごろに着込ませてもらって、銀河系のお話をパパにしてもらいながら夜空を眺めていました。

そうそう、二人が夜空を眺めていた間、くうまが満天の星空をじーっと見つめていて、あることを発見したそうです。
「パパ、数には・・・終わりがないよね?」
数は無限にある。このことをある時に皆気がつくのだろうけれど、星空から見つけるなんて、素敵な体験だなと思いました。
プラトンやアリストテレスの時代の人みたいでしょ。


朝方5時。
まだ空は暗いけれど、ぼーっと白くリスボンの街の光が見えました。
やっとリスボンです。。

途中、二度ほど南からの追い風がきたり、順行の潮流に乗ったりで、6ノット近く出ることも多く、26時間で到着。
失敗した時など、セント・ビンセント岬を回ってから、途中のsinesまでで33時間かかると出た、あの時となんという違いだろう。
ジブラルタル越えの時はビクトールの教えに従った私達ですが、考えてみたら体力ある若者でしかもプロの一人旅と、小さな子連れアマチュアの旅行は違うわけで。
やっぱり、無茶せず難をできる限り排除して進むのが正解かもって思い直しました(苦笑)

夜中起きていたくせに、早朝にはもう起きだしてきたくうま。
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リスボンの港への入り方を研究するパパ。
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リスボンだぁぁぁぁぁ!!!(感激)
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ベレン塔。
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リスボンと言えば、この橋!
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つまり、橋を越えるとそこはリスボンっ(喜)



しばらく、リスボン観光しますよ~っ(喜)
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by tabikuma | 2006-08-20 03:01 | 06年 ヨットの旅(portugal)

blog「くーまくーま。」より旅だけをまとめたものです。


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