テワンテペック地峡へ。
2006年 06月 06日
ミトラ遺跡を後にして、テワンテペック地峡へ。
北米と中米を結ぶ最も細いところへ。
ところで、メヒコというところは交通標識の分かり難い国であった。
曲がり角にあるべき標識がないとか、三つの分かれ道でどれか一つに標識がないとか、道路マップには190号線とあるのに、現地に行くと190Aと190Bができているとか(涙)
そして、まだ入り口付近しかできていない高速道路の入り口に、すでに道路標識を付けてしまうとか・・・(滝涙)
何故こんなことを言っているかというと。
実はこの日、家族の誰もが過去最悪と言う、悪夢の迷子事件が起きたのでした。
私達は海へ行く190号線へ行かねばならないのだけれど・・・とふと立ち止まって考えた。
一本はオアハカへ戻る道。
もう一本は190B号線。
違うところに一本、標識のない道。
メキシコシティ配本のるるぶのような道路マップなので、間違いもあるのかもしれないし、現に190Bしかないから、きっとこれだろうと進んで進んで進んで・・・。
途中179号線と表示がいきなり変わったけれど、昔は179号線だったのかもしれないと思い、進む進む進む・・・。
途中土砂崩れで道が悪くなって、人海戦術で直している横を徐行運転させられた時も、この間のハリケーンの被害はここまできていたんだねぇと話しつつ、メヒコの国道だから、このくらい貧乏くさくても普通かもしれないと思い、進む進む進む・・・。
だんだん道が狭くなって日光いろは坂の1000倍くらいのグネグネの応酬も、メヒコの国道は恐ろしいのうと信じて疑わずに進んで進んで進んで・・・。
すると、霧が濃くなって、寒くなってきて・・・
しょ、植生が変わってるぞ。おいっ。
ジュラシックパークか?(どきどき)
シダのおばけ。
3mのジャンボわらび。
ディズニーランド・ジャングルクルーズの滝(まだ気づかず、喜んで写真を撮ってたりして)
それでもまだ信じて進んで進んで進んで・・・どうしてまったく疑わなかったのか。
それは、190号線は一本道だから、迷いようがないと信じていたから。
海へ向かっているのにどんどん登っていることには気がついていたけれど、190号線にのったことを信じて、いつ下るのかいつ下るのかと楽しみに我慢強く登り続けること3時間(バカすぎて恥ずかしくて、本当は言いたくないんだけど 号泣)
道が遂になくなったのであった・・・・・・(絶句&力石徹燃え尽き現象)
うそ・・・(頭真っ白)
改めて地図を見直すんだけど、やっぱり一本道。
どこから間違ったのかを遡ってみると・・・・・・・・・・・・・・・・
ミトラ遺跡の分かれ道以外、別れる道を見つけられず(号泣&嗚咽)
さ、3時間来たと言うことは、3時間かかるということ(ひゅるるるる~)
して、目的地サリーナクルスまではミトラ遺跡から6時間(がーん)
この最悪な状況で、今まで寝ていたくうまがむくっと起き上がって言ったのでした。
「お腹すいたー」
でもまさかこんなことになるなんて思っても見なかったから、なーんにも食べ物買ってこなかったのですよ。クッキーの一枚すらない。
「お腹すいたー!お腹すいたー!お腹すいたー!!」
言ってもしょうがない時は我慢するのぢゃっ!!!!(ギロッ)
以後、くうまは店が見つかって、とりあえずバナナを手に入れるまで、本当にひとことも愚痴を言わずに我慢してくれたのでした。この時はくうまに本当に感謝しましたですよ~。
もしも後部座席でぎゃーぎゃーわめかれたら、この両親とも余裕のないときに、きっとどちらかがぶちきれていたんじゃないかと思うもの。
5歳児でこの状況で我慢できたアンタはえらいっ!!と、後で本当にお礼を言いました。
一刻も早くここを脱出してサリーナクルスへ向かわないと、ホテル探しもできないほど夜中になってはやばいよ~(涙)
脱兎のごとくパパが頑張り、1時間巻いてミトラまで2時間で到着。
正しい道は、標識がなかった道であった。もーいやっ(滝涙)
そしてこれが本当の道。
さっきと全然ちがうやーんっ!!!!(怒)
その日の昼ごはんはバナナだけであった。
こんなひもじい思いをしたのは久しぶりであった。
結局12時間ぶっ通しで車に乗っていたのでした。
到着夜10時。
レストランほとんど閉まりかけており。
メキシコで遭難しちゃうかと思った・・・。
やっと見つけたダサいレストランにて、漸くまともな食事にありつく。
くうまの欲しいものを欲しいだけ注文させてあげたのは言うまでもありません。
その日一番偉かったのはくうまだったので・・・。
北米と中米を結ぶ最も細いところへ。
ところで、メヒコというところは交通標識の分かり難い国であった。
曲がり角にあるべき標識がないとか、三つの分かれ道でどれか一つに標識がないとか、道路マップには190号線とあるのに、現地に行くと190Aと190Bができているとか(涙)
そして、まだ入り口付近しかできていない高速道路の入り口に、すでに道路標識を付けてしまうとか・・・(滝涙)
何故こんなことを言っているかというと。
実はこの日、家族の誰もが過去最悪と言う、悪夢の迷子事件が起きたのでした。
私達は海へ行く190号線へ行かねばならないのだけれど・・・とふと立ち止まって考えた。
一本はオアハカへ戻る道。
もう一本は190B号線。
違うところに一本、標識のない道。
メキシコシティ配本のるるぶのような道路マップなので、間違いもあるのかもしれないし、現に190Bしかないから、きっとこれだろうと進んで進んで進んで・・・。
途中179号線と表示がいきなり変わったけれど、昔は179号線だったのかもしれないと思い、進む進む進む・・・。
途中土砂崩れで道が悪くなって、人海戦術で直している横を徐行運転させられた時も、この間のハリケーンの被害はここまできていたんだねぇと話しつつ、メヒコの国道だから、このくらい貧乏くさくても普通かもしれないと思い、進む進む進む・・・。
だんだん道が狭くなって日光いろは坂の1000倍くらいのグネグネの応酬も、メヒコの国道は恐ろしいのうと信じて疑わずに進んで進んで進んで・・・。
すると、霧が濃くなって、寒くなってきて・・・
しょ、植生が変わってるぞ。おいっ。
ジュラシックパークか?(どきどき)
シダのおばけ。
3mのジャンボわらび。
ディズニーランド・ジャングルクルーズの滝(まだ気づかず、喜んで写真を撮ってたりして)
それでもまだ信じて進んで進んで進んで・・・どうしてまったく疑わなかったのか。
それは、190号線は一本道だから、迷いようがないと信じていたから。
海へ向かっているのにどんどん登っていることには気がついていたけれど、190号線にのったことを信じて、いつ下るのかいつ下るのかと楽しみに我慢強く登り続けること3時間(バカすぎて恥ずかしくて、本当は言いたくないんだけど 号泣)
道が遂になくなったのであった・・・・・・(絶句&力石徹燃え尽き現象)
うそ・・・(頭真っ白)
改めて地図を見直すんだけど、やっぱり一本道。
どこから間違ったのかを遡ってみると・・・・・・・・・・・・・・・・
ミトラ遺跡の分かれ道以外、別れる道を見つけられず(号泣&嗚咽)
さ、3時間来たと言うことは、3時間かかるということ(ひゅるるるる~)
して、目的地サリーナクルスまではミトラ遺跡から6時間(がーん)
この最悪な状況で、今まで寝ていたくうまがむくっと起き上がって言ったのでした。
「お腹すいたー」
でもまさかこんなことになるなんて思っても見なかったから、なーんにも食べ物買ってこなかったのですよ。クッキーの一枚すらない。
「お腹すいたー!お腹すいたー!お腹すいたー!!」
言ってもしょうがない時は我慢するのぢゃっ!!!!(ギロッ)
以後、くうまは店が見つかって、とりあえずバナナを手に入れるまで、本当にひとことも愚痴を言わずに我慢してくれたのでした。この時はくうまに本当に感謝しましたですよ~。
もしも後部座席でぎゃーぎゃーわめかれたら、この両親とも余裕のないときに、きっとどちらかがぶちきれていたんじゃないかと思うもの。
5歳児でこの状況で我慢できたアンタはえらいっ!!と、後で本当にお礼を言いました。
一刻も早くここを脱出してサリーナクルスへ向かわないと、ホテル探しもできないほど夜中になってはやばいよ~(涙)
脱兎のごとくパパが頑張り、1時間巻いてミトラまで2時間で到着。
正しい道は、標識がなかった道であった。もーいやっ(滝涙)
そしてこれが本当の道。
さっきと全然ちがうやーんっ!!!!(怒)
その日の昼ごはんはバナナだけであった。
こんなひもじい思いをしたのは久しぶりであった。
結局12時間ぶっ通しで車に乗っていたのでした。
到着夜10時。
レストランほとんど閉まりかけており。
メキシコで遭難しちゃうかと思った・・・。
やっと見つけたダサいレストランにて、漸くまともな食事にありつく。
くうまの欲しいものを欲しいだけ注文させてあげたのは言うまでもありません。
その日一番偉かったのはくうまだったので・・・。
by tabikuma
| 2006-06-06 06:44
| メキシコの旅(D.F.→Yucatan)