イスタンブールの2日間 6  アジアサイド

トルコって、ヨーロッパとアジア2つの大陸をまたがっているのですが、国土の比率的には3%がヨーロッパで、97%がアジアだそうです。
貴重なヨーロッパって意識とかもあるのかな。そのせい?
「今日はアジアサイドに行ってきた」と告げたら、ホテルのおっちゃんに「あんな何もない
普通のところに?」って驚かれちゃって、「トルコの普通だから面白いんじゃないっ」って
言ったら首を傾げられちゃいました(笑)

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イスタンブール・ヨーロッパサイド旧市街のガラタ橋たもとから公共の渡し船が出てました。
対岸のイスタンブール・アジアサイドに、出発~(わくわく)
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クルーズと違って短い時間の渡し船なのに、ごまパンだチャイだと売り子さんが来てくれて、安上がりの遠足気分♪
お金のないトルコの若いカップルは、この船をデートに使うんだそうな。
わかる~っ。景色は移り変わるし、おやつは来るし、ベンチもあって、
これはいいデートコースっ。
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鉄道のアジア最終駅だそうです。なんか色んなドラマがありそう~。
もしも日本から鉄道で来たならこの駅を降りてたはずなんだね。
そして、この渡し船に乗り換えて、はじめてヨーロッパの地を踏むわけで・・・絶対スペインまで辿り着かんな。遠すぎ。飛行機に感謝(苦笑)
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Aちゃんがくうまの手を握って離さないの〈笑)
こんなに好かれると、男冥利に尽きるらしく、面倒見よくなってました(笑)
ちなみに、くうまが肩から下げてるのは水筒です。
海外を旅するといつも変なタイミングでのどが渇いては怒られるのを学習したらしく、
今回の旅は日本から水筒を用意してきて、いつも持ち歩いてました(こんだけ旅すると、
ちゃんと学習するものですなあ エライ!)。
子連れ旅は、タイミング悪い「おしっこ~」と「のど渇いた~」が問題だからねえ。

さて、私達がakikoさんに案内してもらったのは、カドキョイにある「チヤ」というレストラン。
イスタンブールでも珍しいトルコ南東部のお料理を出すお店だそうです。
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粒の小麦をスパイスと共に羊?の腸に詰めて、煮てありました。
腸の脂の乗った動物性な食感と、ツブツブ小麦のムッチンとした噛みごたえがなんとも美味しいっ。
全肉よりあっさりしてるのに、ある程度こってりもしてる、昼の胃袋に程よい感じ。
マクロビオティックとかベジタリアン系統の食感・・・と言いましょうか(腸は使ってるけど)
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これは、干しナスにトマト味のお米を詰めて炊いたもの。それにニンニク入りのヨーグルトソースがかかってました。
ギリシャでニンニクと塩味のヨーグルトを料理のお供にする美味しさに目覚めたのに、日本にいるとつい忘れちゃいますね〈苦笑)トルコで再認識。
野菜のトマト煮込み料理なんかに添えると、美味しさが百倍アップですもんっ。
ところで、使われてるナスは「干しナス」で、干しておくと中身が皮に張り付いて器に自然になるって聞いたのですが、調べたらやっぱり身はくり抜いて作るらしい。
半分に切ってヘタも落としたら、実を1mm残してくり抜いて、タコ糸に通して、日に当てて乾燥させるそうな。
日本でもできそう?作ってみようかな。
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にんにくの芽とネギを煮込んだ、さっぱりあっさり味のもの。
これは、突出した特徴がないお料理であったなあ。味も塩味系薄味で・・・。
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挽き割り小麦のお団子。クスクスと片栗粉のツルンが合わさったような食感。
トマトペーストとミントやチリパウダーなんかが入った味付け。
挽き割り小麦って、私・・・大好きかもしれない。
日本でもネットで手に入るようなので、作ってみます~(ラブ)
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いろんな細切り野菜のオリーブオイル煮込み。
オリーブオイルで煮ると、ラタトゥイユもそうだけれど、なんでも美味しいから不思議。
日本では炒める感覚が多いですが、日本の出汁感覚で使うのが地中海の人々。
ヨーグルト&塩のソースを絡めていただきました。美味しかった~〈喜)
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そしてこれが、青いクルミの砂糖煮。これは驚いたな~っ。
添えられているのは「カイマク」というものらしい。
フレッシュなミルクを殺菌に沸かして、冷ました時に浮いてる脂肪分とのこと。
生クリームほど濃厚じゃなく、口に入れると雪のようにすっと溶けるんです~。
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クルミを半分に切ると、ほらっ。
ちゃんとナッツの部分や薄皮もある、れっきとしたクルミ状態。
そして黒い表面が殻になるであろう部分。
一緒に口に入れると、若い殻は柔かく、ナッツはそのような食感を残し、甘過ぎないシロップの味とカイマクがサラリと溶けて後味でミルク感をほのかに添えるってのが、
一瞬で口の中で起こります。
これは食感に世界3大料理の風格があるのだと思いますが、日本で食べられるもので
一番近い味だったら何?と、無理やり答えさせられるなら、「生の落花生で作った煮豆」・・・かな。味だけ言えばね。
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この紫のが、さっきの「干しナス」です。
トルコってカラッとしてるんだろうな。庭の壁とかに吊り下げたい。カワイイ~。
でも日本じゃやっぱり、吊り下げといたらかカビ生えるかな・・・。

「チヤ」のような田舎料理を出すレストランはまだまだ少ないんだそうです。今トルコは古いものより、綺麗で新しいものに皆がいってる時期なのですって。猫足のアンティークテーブルとか、バンバン捨てられちゃってモダンな家具に買い換えられてるのが現状だそうで。
ああ、トルコ文化回帰の時期が早く来ますように〈祈)
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蜜蝋のまま売られてるハチミツ~。
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1kg買ったのは言うまでもないことですが。
スペインを経て日本まで持って帰ってきましたが、すでに宝物化しててなかなか食べられない〈苦笑)
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また渡し船に乗って、旧市街に帰ります~。
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さよなら、アジア最終駅。
チヤも美味しかったよ~!!
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by tabikuma | 2012-05-17 16:46 | 12年 istanbul

blog「くーまくーま。」より旅だけをまとめたものです。


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