バッテリー新品になる。

チュニジアを出港して今までみてきて、KUMA号のバッテリーがどうも変なのです。

船でどれだけ私たちが節電しているかと言うと。
シャワーはライトの必要ない明るいうちに。
しかも、船内で浴びると排水に電気を使うので、(裸になれる状況の時は)コックピットで浴びる。
水道をひねるにも電気を使う(ウォーターポンプを作動させる)ので、歯磨きや手洗い等のちょこっとしたことは、ペットボトルに入れた水を使う。
アンカーリング泊でも、暗くない場所(月明かり、街明かりのあるところ)では、ムーリングライト(自分の所在を知らす明かり)はつけない。
そして、夜はろうそくの火。
ほたーるのひかぁり、窓のゆ~き~♪って生活なのに。

エンジンを7時間も使った(つまり、エンジンについてる発電機が7時間作動したことになる)、翌朝でも。
ガソリン発電機(ジェネレーター)を一時間まわして蓄電した翌朝でも。
朝になると電力メーターが最低を指すのです。
アンカーリング後、錨を収納するのにウインチを回してると、電力低下の緊急お知らせ音がピーッとなるのは、電気がなさすぎなのである(エンジンを回して発電すれば、アンカーは収納できるけど)

なにより、電力を少しでも安定させる為にわずわざ投資した風力発電機が、強風でヒュンヒュン回っている中で、パソコンを使ってても、20分で船の電力を食いつくして、緊急お知らせ音がピーッとなってしまうのよ。
働けど働けど、わが電力楽にならざる・・・って気分。
風力発電ってこんなに役立たずなのかい?
パソコンが電力こんなに食うもんだったのか?


・・・これは、どこかから電気が漏れてるの?
それとも、発電機が壊れてる?
バッテリーは2年前に替えたばかりだけど、もういかれた?

エンジンを作動するにも、電気が最低限必要なのですが、もしもの時に電気がなくてかからないと危険ということもあって。
マリーナに入れて、ちゃんと調査することにしたのでした。


エンジニアとして来た30代のにぃさん、教科書に載ってる絵画のアレクサンダー大王そっくりな顔で惚れました(関係ないけど)
写真撮ろうとしたのに、サングラスがじゃまで素顔が撮れなかった~。
ギリシャ人の少年は見とれるほど綺麗な子がいます。
お姉ちゃんはアンジェリーナ・ジョリー似の格好いいウエイトレスとか、とにかく個性的美人多し。
世界一の美男美女大国はインドらしいけど、ギリシャも負けてないですねえええ(惚)


いやま、それはさておき(笑)


アルテネーター(エンジンに付いてる発電機)が古いのかと思いきや、問題はないらしい。
結局、単純な話で、2007年に替えたばかりのバッテリーがすでにダメになってました。
「このバッテリー安物だからダメだよ」って言われちゃった(恥)
そういえば2年前、「安いバッテリーが手に入った~。ラッキー」といって帰って来たパパを覚えている(爆)
くうまとパパがバッテリーを買いに行ったのは、強風のさなかアンカーリングをしていた時のこと。
もしもに備えて船で私が留守番してて。
本当にアンカーが抜けて船が流され始めて、パパが戻るまで、泣きながら一人でエンジンかけて待ったので、よーく覚えてます。
いや~、後にも先にも、あんな恐ろしいこと初めてでした(遠い目)

あの時に買った安いバッテリー・・・、高いのが安くなってたんじゃなくて、値段どおりだったのね(苦笑)
安ものは、液漏れしやすいんだそうで、高いのは密封型なんだとか。


なんにしろ、無事バッテリー交換終了です。
安いのが高いのに。しかも、今までの600Aから800Aにパワーアップ!
やったー!これで夜に電灯を気にせず使えるのね~って言ったら、パパに「200Aってね、微々たる差だってば」と諭されました。
ゴージャス電灯ライフになるのかと思ったけど、引き続き、ほたるの光生活か(ちぇっ)
とりあえず、朝電気がないって不安は解消されたKUMA号でした。



by tabikuma | 2009-07-19 21:47 | 09年 船旅(最後のクルーズ)

blog「くーまくーま。」より旅だけをまとめたものです。


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