ヨット生活。

KUMA号での生活は、バンガロー生活に似ている。

錨を落としてアンカーリングしている限り、お金は出ていかないので安上がり。
だけど、電気はほとんどないに等しい生活となる。
当然、冷蔵庫は使えない。
夜はロウソクである。
停泊中のシャワーは水である。
移動中にエンジンをある程度使った時だけ、嬉しい恩恵として温水が使えるわけで。

冷蔵庫が一番電力を消費するので、港に入って外部から電気をもらえる時だけ使えます。
冷蔵庫の電源を切って、放棄することからアンカーリング生活が始まるのですが。
冷たい飲み物は一切手に入らなくなります。
よって、ビールやコーラ類、ジュース類も欲しくなくなります。
だんだん、水か麦茶生活となってくる。

港に近い時は、そのとき食べる分だけの肉を買うことになりますが、ほとんどは、果物、缶詰、瓶詰め、野菜料理主体。
自分達で作る料理が一番安くて美味しいので、船で料理ができるのはありがたいのですが。
手に入る食材に限りがあると、バリエーションに苦しむこともあって。
たまに港のレストランで奮発。お茶しにいって冷たい物を飲むのは至福の時(笑)

お水は、船底にあるだけで暮らすので、海水をうまく利用しながら食器やモノを洗います。
身体は、上から順に無駄なく洗っていくわけです。

水がなくなるときだけ、港に入れることにして。
水代電気代を払って港につなぐ時、たまった洗濯物を一気に洗います。
たまに洗濯機のある港があって、とてもうれしい(感涙)
たまに、水代を取らない優しい港なんてのもあって、感動します(涙)

太陽のあるうちにすべてを済ませ、夜が来ると早々に寝、日が昇ると起きだします。
天気がいいと海で泳ぎ、曇りの日はお散歩し、風が強い日はパソコンをする、風のいい日は移動します。
それだけの生活。
どんどん削ぎ落とされていくのに、心が満たされていくから不思議。
とても大変だけど、なかなか楽しいヨット生活なのでありました。

あ・・・、でも天気が悪い日が続くと、たまに陸に帰りたくなります(苦笑)



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by tabikuma | 2007-08-05 18:57 | 07年船旅(Italia,Tunes)

blog「くーまくーま。」より旅だけをまとめたものです。


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