マヤの薬の博物館。
2006年 06月 29日
「マヤのお化け屋敷」と呼びたいような、面白い場所がありました。
すごく辺鄙な場所にあって、聞いてもほとんどの人が知らなくて、インフォメーションでもらった地図にはでたらめな場所が載ってるせいか、訪れる人も少なそうだったけど、面白かった。
ここ。
「Museo de medicina de maya(マヤの薬の博物館)」
この門構えを見た時は、ちょっと終わってるなと思ったんですけどね。
入場料一人20ペソ。200円くらいですかね。
一歩入って、心臓止まるかと思った。
寂れた博物館に、第一の部屋がいきなりこれだもん。
スピーカーから流れる、念じるシャーマンの声がまたおどろおどろしく(怖)
おばけもお化け屋敷も知らないくうまは、案外キョトンとしてましたが。
マヤの世界で、色々な生物が体にどう有効と思われているかが説明された部屋があった。
これもまた面白い。まさしく魔女の秘薬みたい(笑)
軽く書き留めてきたので、紹介しますね。
ハーマイオニー(@ハリポタ)の気分に是非浸ってくださいまし~。
黒蜘蛛のギザギザしたもの(どこだ?) は 睾丸の腫れに。
アルマジロの甲冑 は 咳に。
スカンクのおしっこ は リューマチに。
黒コンドルの骨 も リューマチに。
ハチの針 は 痙攣した時に。
蛇の"cebo"の意味がわからないけど、 これは リューマチに。
黒ニワトリは全部を使って 眼病に。
リスも全部を使って 恐怖・臆病風に。
ハチドリの肉 は リューマチに。
リューマチで悩んでる人多かったんでしょうね・・・。
得体の知れない恐怖でおかしくなることも、昔は多かったのだろうなぁ。
痙攣した時に蜂の針って、その思考回路、なんとなく私も解る気がします(ほんとか?)
さて、次の部屋ではビデオが見られました。
マヤの人々の出産というテーマ。
まずですね、旦那さんに抱きついて膝を立てて座る。
それから、サンマルティン草の茎と草で作ったお茶を飲む。
シャーマンは三回ナイフや斧をお腹の上へ通す。
で、生まれた後は胎盤が出るまでさする(←よかった。これはしなきゃね)
生まれた赤ちゃんの顔を最初に洗うときは、作法があって、それをやらないと
赤ちゃんが悪い夢を見て泣くようになるそうな。
寝ている赤ちゃんの体の上に、女の子には雌鳥、男の子には雄鶏をかざす。
というものであった。
このビデオを見ていて思ったことは、「人間ってたくましいなぁ。
こんな環境でも子供を生めるってことだなぁ」に尽きました。
ま、私のように出産段階で異常があった場合、マヤの世界ではどっちか死んでるでしょうが。
ミルクをあげねばいけないお母さんは、3ヶ月間アボカドと玉ねぎは食べてはいけないとか。
ミルクを飲んだとき赤ちゃんのお腹が張ってしまうんだそうです。
ネギ系はいけないという国、多いですよね。
アスパラガスを食べるとミルクが不味くなると聞いたのはどこの国だったかな。
ビールを飲むと乳の出がよくなるというのは、いかにもドイツらしくて笑った覚えが。
国によって違うのは、よく食べるものが違うからでしょうかね。
ちなみに、一度お酒をたくさん飲んだ翌日、くうまは頑として飲んでくれませんでした。
私は搾乳して冷凍保存してたので、日によって成分のバランスがずいぶん違うのは、よく感じてました。
食べたものがミルクの味などに反映するとか、成分の一部がお腹を晴らすとか、信じます。
お酒以外はまったくケアせず食べてましたが(爆)それが好き嫌いなくす得策だったりして。
あ、脱線してしまった。
そうそう、展示物を見ていたら面白いことが書いてありました。
指が6本の人が生まれたら、マヤの薬を作る人になる運命なのだとか。
写真にほんとに6本の指が写ってました。
昔の人は、神様とか神秘とかタブーとか、ほんとに色んなことを信じてたのだろうな。
今の世界よりエキサイティングだったことでしょう。
さて、外には薬草園がありました。
「むむむ」
単に名前が面白くて写真撮ったの(笑)
ドクダミ?と思ったけど、ちょっと丸い?
腫れ全般に。
葉っぱを使うそうです。
おおっ。「枇杷」です。
japonicaって書いてある。日本の木だったのね。
尿道の感染に と書いてあります。
枇杷の葉を使用。
日本での枇杷の葉の効能を調べました。
健胃、消炎、下痢止め、利尿、鎮咳、あせも・・・、書き加えとけばよかった(笑)
一家に一本枇杷の木ですね。すごいっ。
おなじみライオンの歯、「たんぽぽ」です。
腎臓の腫れに。
葉と茎と根を使用するとか。
日本でも利尿作用でむくみや腎機能に
良いと言われるので、効くのかもね。
そして、どんつきには・・・。
マヤの薬が売られているのでした。
え?え?今もみんなこういう薬を使ってるの?
衛生に気を遣ってることを写真で見せてましたが・・・(汗)
毛はえ薬までありましたよ(笑)効くと思う?
すごく辺鄙な場所にあって、聞いてもほとんどの人が知らなくて、インフォメーションでもらった地図にはでたらめな場所が載ってるせいか、訪れる人も少なそうだったけど、面白かった。
ここ。
「Museo de medicina de maya(マヤの薬の博物館)」
入場料一人20ペソ。200円くらいですかね。
一歩入って、心臓止まるかと思った。
寂れた博物館に、第一の部屋がいきなりこれだもん。
スピーカーから流れる、念じるシャーマンの声がまたおどろおどろしく(怖)
おばけもお化け屋敷も知らないくうまは、案外キョトンとしてましたが。
マヤの世界で、色々な生物が体にどう有効と思われているかが説明された部屋があった。
これもまた面白い。まさしく魔女の秘薬みたい(笑)
軽く書き留めてきたので、紹介しますね。
ハーマイオニー(@ハリポタ)の気分に是非浸ってくださいまし~。
黒蜘蛛のギザギザしたもの(どこだ?) は 睾丸の腫れに。
アルマジロの甲冑 は 咳に。
スカンクのおしっこ は リューマチに。
黒コンドルの骨 も リューマチに。
ハチの針 は 痙攣した時に。
蛇の"cebo"の意味がわからないけど、 これは リューマチに。
黒ニワトリは全部を使って 眼病に。
リスも全部を使って 恐怖・臆病風に。
ハチドリの肉 は リューマチに。
リューマチで悩んでる人多かったんでしょうね・・・。
得体の知れない恐怖でおかしくなることも、昔は多かったのだろうなぁ。
痙攣した時に蜂の針って、その思考回路、なんとなく私も解る気がします(ほんとか?)
さて、次の部屋ではビデオが見られました。
マヤの人々の出産というテーマ。
まずですね、旦那さんに抱きついて膝を立てて座る。
それから、サンマルティン草の茎と草で作ったお茶を飲む。
シャーマンは三回ナイフや斧をお腹の上へ通す。
で、生まれた後は胎盤が出るまでさする(←よかった。これはしなきゃね)
生まれた赤ちゃんの顔を最初に洗うときは、作法があって、それをやらないと
赤ちゃんが悪い夢を見て泣くようになるそうな。
寝ている赤ちゃんの体の上に、女の子には雌鳥、男の子には雄鶏をかざす。
というものであった。
このビデオを見ていて思ったことは、「人間ってたくましいなぁ。
こんな環境でも子供を生めるってことだなぁ」に尽きました。
ま、私のように出産段階で異常があった場合、マヤの世界ではどっちか死んでるでしょうが。
ミルクをあげねばいけないお母さんは、3ヶ月間アボカドと玉ねぎは食べてはいけないとか。
ミルクを飲んだとき赤ちゃんのお腹が張ってしまうんだそうです。
ネギ系はいけないという国、多いですよね。
アスパラガスを食べるとミルクが不味くなると聞いたのはどこの国だったかな。
ビールを飲むと乳の出がよくなるというのは、いかにもドイツらしくて笑った覚えが。
国によって違うのは、よく食べるものが違うからでしょうかね。
ちなみに、一度お酒をたくさん飲んだ翌日、くうまは頑として飲んでくれませんでした。
私は搾乳して冷凍保存してたので、日によって成分のバランスがずいぶん違うのは、よく感じてました。
食べたものがミルクの味などに反映するとか、成分の一部がお腹を晴らすとか、信じます。
お酒以外はまったくケアせず食べてましたが(爆)それが好き嫌いなくす得策だったりして。
あ、脱線してしまった。
そうそう、展示物を見ていたら面白いことが書いてありました。
指が6本の人が生まれたら、マヤの薬を作る人になる運命なのだとか。
写真にほんとに6本の指が写ってました。
昔の人は、神様とか神秘とかタブーとか、ほんとに色んなことを信じてたのだろうな。
今の世界よりエキサイティングだったことでしょう。
さて、外には薬草園がありました。
「むむむ」
単に名前が面白くて写真撮ったの(笑)
ドクダミ?と思ったけど、ちょっと丸い?
腫れ全般に。
葉っぱを使うそうです。
おおっ。「枇杷」です。
japonicaって書いてある。日本の木だったのね。
尿道の感染に と書いてあります。
枇杷の葉を使用。
日本での枇杷の葉の効能を調べました。
健胃、消炎、下痢止め、利尿、鎮咳、あせも・・・、書き加えとけばよかった(笑)
一家に一本枇杷の木ですね。すごいっ。
おなじみライオンの歯、「たんぽぽ」です。
腎臓の腫れに。
葉と茎と根を使用するとか。
日本でも利尿作用でむくみや腎機能に
良いと言われるので、効くのかもね。
え?え?今もみんなこういう薬を使ってるの?
衛生に気を遣ってることを写真で見せてましたが・・・(汗)
毛はえ薬までありましたよ(笑)効くと思う?
by tabikuma
| 2006-06-29 09:52
| メキシコの旅(D.F.→Yucatan)