NYのデッサン教室・くーま、NYを行く。11日目

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今日はソーホーでデッサン教室の日です。
Hiromiさんが心配して、夕方なら一緒に付き合えると申し出てくれたのですが、たぶんたった一人の方が必死で状況に向き合うかなと、敢えて朝の教室で、しかも前回と違う場所を。
前回のHiromiさんを思い出して、今回は私がくうまとミネルバ先生を引き会わせました。
Hiromiさんが事前にミネルバ先生と連絡をとっておいてくれて、今回のクラスに12歳の子供が入ることも了承されていたし、話も早かったので、感謝感謝なのです。

映画に出てくる、下積みダンサー達のダンス教室のような、わかりづらい看板もないオレンジの扉(どこかわかる?)で、開けると狭く地下へ続く階段があり。
中はほの暗く、蛍光灯で照らされていて、そこだけ異空間。

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「ミネルバはどこ?」と尋ねて示されたのは、
白髪交じりの背の低い太めの、優しそうな女性で。
同時に舞台に立っていたのは、
・・・裸の小人の男(滝汗)

私、くうまへの手前、平静を装いながら凍りついてしまい(たはは)

ヌードデッサンはわかっていて、くうまも了承済みですが、
当日までどんな性別や人種のモデルかはわからなくて、
できれば中年女性で黒人ならいいなぁ、白人でもいいけどなあと期待してて。
男性でもしょうがないけど、
まったく予想外で、そう、私、ディズニーアニメか映画でしか見たことがないからか、
かなり衝撃を受け、どちらかと言うと後悔したというか・・・。
なんというか、さすがNYとしか言いようがない。

でも、くうまは動じてる風もなく、大急ぎで好きな席を選んでスケッチブックを用意してて、
それもちょっとびっくり。

すぐさま始まった教室は、
これまたすさまじくて、5分毎にタイマーが鳴っては、モデルがポーズを変えていく
デッサン百本ノック(大滝汗)
地下の空間の雰囲気、モデルの雰囲気、5分毎のタイマーの音、すべてが
なんだかデビッド・リンチの映画の世界かと思うような奇異なもので、母不安いっぱい・・・。
とりあえず、「上手にとか全部描こうと思わなくていいから、モノだと思って部分を見て、
手だけ足だけ、頭の形とかでもいいし、描きたいものを描きまくる。
疲れたらいつでも休んでいいし、自分のペースで無理なく楽しんでね」と
アドバイスして、あとはくうま自身の理解力や順応力を祈るばかり。
後ろ髪惹かれつつ、教室にくうまを置き去りました。


早朝で朝ごはん食べてないまま始まったので、サンドイッチをデリで買って
差し入れに行ったら、すでに、すごい勢いでくうまも描いてて、ちょっと安心できました。

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くうまを待つ間、ソーホー探検。
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素敵なビルがいっぱい。映画のワンシーンみたい。
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美味しそうで可愛いパン屋さんっ(喜)
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いかにもなNYのデリ。
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そういえばデリまだ食べてないな。
今日のお昼はここにしよ~っ
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外装がとってもきれいなビル。
こういうのがいっぱいだから、オシャレなんだなあ。

あ、時間が来たので、迎えに行ってみようっ。
3時間どんな風に過ごしたかな。
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言ってみると、お兄さんがおしゃべりしてくれてました。
くうまは合わせて頷いてるけど、わかってないだろうな(笑)
いつか英語で返せるようになるといいね。

どうだった?て聞いたら、面白かったよって絵を見せてくれました。
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最初はこんな感じ。
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先生がちょっと筋肉について教えてくれたみたい。
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ここも先生が描いてくれたのかな。
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あ、線に勢いが出てきたっ。
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英語とジェスチャーを交えて骨と筋肉について、更に詳しく教えてくれたらしい。
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うんうん、いい絵になってきたっ。
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ペンでも試してみたらしい。余裕出てきたのかな。
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全体の筋肉について教えてくれたのかな?
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最後のほうになると、本当に線がしっかりしてきました。3時間で変わるもんですね。

終了後、ミネルバ先生に「明日もやっているわよ」と言われ、
「明日は遠慮します」って言っとりました(爆)

おもしろかったけど、めちゃくちゃ疲れたって。
そうでしょうそうでしょう(笑)




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Commented by tomomato at 2013-09-22 18:18
3時間集中は大変だよね=== しかし良くがんばった。 子供はどんどん伸びるよね。 それでもくーまくん、理系に進ませたいの??^0^
Commented by みゆさか at 2013-09-22 20:06 x
3時間でこんなに変わるんだね。硬かった線が、伸び伸びとして自由に動き出していくのが感じられます。
身体のバランスが違う被写体をデッサンするって訓練になるんだろうね。様々な人がモデルをするっていうのは、こちらのアートスクールでもよく聞きます。
ところでこの大きなサワードウブレッドのショーウィンドウはBalthazarかな?。フレンチスタイルのブラッサリーの。ロンドンにもお店がオープンしたよ。
Commented by 麗子 at 2013-09-22 22:30 x
これはデッサンというか、クロッキーだね。しかし3時間ぶっ通しとは凄いっ!私は頼まれても、今はやらん!(笑)
スタジオはSOHOだったんねー。この辺はオシャレだけど、超高級じゃないから親しみやすいよね。2002年の9月、友人のアパートがこのあたりにあって、私はまた借りして語学学校に通った。これまたなつかしや~
デリは量り売りだから、結構重宝するよね。韓国系のグロッサリーお店やデリが多かったように思う。ディーン&デルカみたいな高級デリは、週末のオタノシミだったな~。
Commented by la_mia_coccolina at 2013-09-23 00:33
africaさん、こんばんは^^
デッザンがイキイキとしていく様子からくーまくんの乗っていく様子が思い浮かぶようですね。
デビット・リンチの世界のような雰囲気のアトリエでも物怖じせずに没頭出来るくーまくん、本当に頼もしいです!
Commented by paprica at 2013-09-23 12:54 x
やるねぇ〜っ、くうま君!こうして3時間の過程を見せてくださって、どうもありがとう〜。すんごい楽しそう!
でも3時間、こういう集中の仕方をすると、ぐったりくるんでしょうね。お疲れさま!!くうま君の絵画シリーズ、この先も続けてください!
Commented by 麗子 at 2013-09-23 13:34 x
PS:肝心の絵のことをコメントする前にPCが。。
くうちゃんは形をとらえるのが上手。いいタイミングで先生が骨格とか構造とかを教えてくれたね。最初こころもとなかった線が、力強く入れるとそれだけ効果的に表現できるっていう気持ち良さを味わったんじゃないかなー。
いい経験だったねー。(^^)
Commented by erikaboy1425 at 2013-09-23 18:59
なんて素晴らしい〜。
五分ごとにポーズを変えてデッサンをするのですね。
モデルの体の形やポーズを、一瞬で理解しては、描く。それを短時間でどんどんするわけですね。最後の方はタッチもしっかりしてきたようです。
くーまくん、疲れたでしょうが、とーっても充実した時間だったでしょうね。きっと、またすぐに行きたくなるのでは?
Commented by mika at 2013-09-24 01:58 x
おつかれさま!3時間って、あっという間だっただろうなぁ。早いデッサン、そう言えば、私も学校でやらされたな〜ってシミジミ。走っている犬猫をデッサンする宿題があって、さすがに、ビデオ借りて来て、スローモーションで流しながら書いた思い出が。懐かしいなぁ。

あの辺の美術教室ってホントに、色んなところにあるしね。ダンス教室も。それもまた懐かしい。最初に教室に辿り着くまでの、「ここであってるのかなぁ?」感が、またワクワク感の上乗せでね。でも、最近は勢いが無くなって来たから、私自身、そう言うところへ行くのは、どんどんと足が遠のいているのです。また、がんがんとダンススタジオに戻る日を夢見て、ガンバロウッと。
Commented by tabikuma at 2013-09-26 15:37
tomさん、3時間よく集中したよね。数学の問題集1ページしか集中力もたない子が(笑)それだけ好きってのはいいこった。
理系進ませたいよー、母はね(笑)どうせ思い通りにはいかないから、好きな道行くんだろうけど。
Commented by tabikuma at 2013-09-26 15:46
みゆさかさん、体のバランス、ホント違って、私は冷汗。でも、くうまはデッサンが先日の黒人の女性が初めてで、今回が2度目で、体のバランスの違うとかわかってないと思います。日本にもこんな感じのところがあればいいのにな~・・・ロンドンのアートスクールも面白いんでしょうねえ。
あ、そうです。Balthazar!すごい。よくわかりましたね。サワードゥだったのか・・・食べてみればよかった(残念)
東方の三博士の名前でしょうか?スペインでバルタサールのことかなあと。
Commented by tabikuma at 2013-09-27 11:46
麗子さん、デッサンとクロッキーってどう違うのか考えたことがなかった(んで、調べた)。なるほどー大括りはデッサンで更に言うとクロッキーか。さっすが美大っ!やっぱ体力いるよね、3時間って。
へー、ここらの語学学校に。いかにもNYな雰囲気だよね、ここ。
この写真のデリはたぶんオーナーは中国系。もうひとつ見つけたデリもそうだった。おかずの一部がアジアンなメニューなのは、日本人にはちょっとうれしいね。
Commented by tabikuma at 2013-09-27 12:01
coccolinaさん、自分の線と向き合った3時間を過ごしたんだなあってわかって、私もうれしかったです。誰かに褒められたいって邪な気持ちがあると、逆に描けないものですもんね。
外国で親がいなくてもそれなりに過ごせることがわかったのは、私にも新たな発見でした~。ひょんなことで子供の成長を知るのって、うれしいですねっ。
Commented by tabikuma at 2013-09-27 12:06
papricaさん、こんにちはっ。
3時間楽しかったみたいですが、当分やらなくていいって言ってました。好きなもの山ほど食べて、一ヶ月は食べなくていいかもって思う気持ちに似てる?(そっして1週間もたたずまた食べてしまう 爆)
Commented by tabikuma at 2013-09-27 12:17
麗子さん、お褒めの言葉、ありがと~。形とらえるのうまい?
家で続けて描いてくれたら、おおっ!って私もなるけど、まだ家でデッサンするほど真剣じゃないのだ。でも、こんな風に好きなものがあって、それを通してその場所を楽しめるって最高よね。英語を話させることが目的だったけど、絵も習うことができて、年齢的にいい経験になったかな。なんか面白いことあったら教えてねー。
Commented by tabikuma at 2013-09-27 12:22
えりかさん、そう、5分毎ってすごく短いですよー。
私はじっくり描きたいって思うかも。最初、失敗したかなって思ったんですが、くうまには案外良かったようです。あまりの忙しなさに、飽きる暇も余計なこと考えることもなく、おかげですごく入っていけたのかも。
疲れるほど描きまくるなんて、ほんと、いい経験したなあって思いますっ。またすぐ?私も行きたいです~♪
Commented by tabikuma at 2013-09-27 12:29
mikaさん、3時間あっという間?熱中してたらきっとそうだったのだろうね。
5分毎にはたまげたよー。mikaさんもやったんだね。でも、いいな~って思った。私も学生時代にこんなことさせてもらいたかったなー。絶対楽しそう。

そうそう。ここでいいのかな~って不安になった(笑)そんなところがワクワクするソーホーの街だよね。映画みたいだった。カナダにもこんな日常的にだれでも参加できるデッサン教室ってある?その時間を確保して描き続けるって、精神力と体力が要るよね。葛飾北斎って死ぬまで描き続けてたらしいけど、こういう経験を経ると(って私がじゃないけど 笑)、そのすごさが改めてわかるわあ。
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by tabikuma | 2013-09-22 11:06 | 13年 NY&DCの旅 | Comments(16)

blog「くーまくーま。」より旅だけをまとめたものです。


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